《-》2021年5月1日発売『A DAY IN THE LIFE』

『A DAY IN THE LIFE』

発売日:2021年5月1日(土)

編:井上雄樹

発行:要々舎


7都市・7人の作家が描く、新型コロナウイルス・パンデミック下での、いつもの街の物語。


■掲載作品

ウィスット・ポンニミット(タイ・バンコク)『ガラスの扉』

マムアンちゃんのシリーズや『ヒーシーイット』などの作品があるタイの人気アーティスト、タムくん。マムアンちゃんを思わせる主人公と飼い猫が、パンデミックの前後で変化した日常の様子をサイレントで描いた、心温まるフルカラー作品。


高妍(ガオイェン)(台湾・台北)『カタツムリ』

村上春樹『猫を棄てる』の挿画も務め、日本での新連載『緑の歌』もはじまる期待のアーティスト。イギリス留学から台北に帰国した女子学生のつまらない毎日にそっと降り注ぐ雨。


トロイ・チン(シンガポール)『雑草』

在宅ワークをしている主人公を急に訪問した友人。パンデミックで変わったことと変わらないことを、一歩距離を置いて冷静にとらえる。


ジュリア・ナシメント(スウェーデン・ヨーテボリ)『一瞬の幸せ』

ハーブを育てたり、野生動物を観察したり。外出を控えざるを得なくなったパンデミック後の夫とのふたり生活。


香山哲(ドイツ・ベルリン)『2020年のパンデミック』

『ベルリンうわの空』の作者。様変わりした街を知り合いの犬の散歩に出かける。無性にお好み焼きをつくって食べたくなる。


シルヴィア・ヴァンニ(イタリア・オデルツォ)『緑化計画』

ロックダウン。家に閉じ込められた「私」が唯一うまくいったこと。マシな自分になるための「5つのステップ」。


鬼頭祈(日本・東京)『わたしのともだち』

『スプーンのおうじさま』『こびとのおうち』などの絵本がある、画家、イラストレーター。人間とほとんど会うことのなくなった生活で、生き物との触れ合い。

書肆喫茶mori~海外コミックスのブックカフェ

大阪・谷町六丁目にある、日本では数少ない海外コミックスのブックカフェです。 日本語訳されたバンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)やグラフィックノベルなどを取り揃えています。 美しい色彩、斬新なビジュアル・デザイン、多様な文化にもとづくストーリー……日本のマンガとは一味違った海外コミックスの世界に触れてみませんか。

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